今日は引退宣告された機関車の紹介です。
この写真に写るEF65型電気機関車は国鉄時代に作られた機関車でかなりの年代ものです。それでもまだJR貨物には30両ほど残ってるのですが、つい先日2085号機をもってEF65型の最終全検であることが発表されました。
全検とは全般検査の略で、車両が受ける検査の中で最も重要な検査です。全ての車両は法令によって決められた一定条件ごとに検査を受ける義務があるのですが、全検は72ヶ月ごと(この期間も車両によって様々に異なります)に受けなければいけません。その全検が2085号機で最終ということは、つまり検査期限が切れたEF65から引退していき、最終全検機の2085号機も含めて長くても残り6年で全廃することを意味しています。
運用もこれから減っていくことでしょうし、撮影地での人の数も益々増えていくでしょう。平和に撮れるうちに撮っておきたいですね。
